恩師が亡くなって

三津浜剣道会の田中嘉一先生が先日亡くなりました。86歳まだまだお元気で、つい先日まで防具を付けて子供たちを見守って頂いていましたので、ビックリしました。

田中先生は高校時代の恩師です。今から28~9年前になりますが、私が松山西高等学校に入学した時、剣道部の顧問がいませんでした。結局3年間不在のまま部活動をしたのですが、その時に外部指導者として来て頂いたのが先生でした。

当時、いつも笑顔で部活動の時間になると来てくださって、柔軟体操をしながら私たちの稽古を見てくださいました。まだ、膝が痛くない時分でしたから蹲踞もし、一緒に地稽古もして最後は打ち込み稽古。高校生の私たちのいろんな話を聞いてくださいました。

私が、インターハイへの出場を決めた時も一番に来てくださって喜んで頂きました。顧問不在でインターハイ出場は先生がいなければなかったことだと思います。

大学卒業後、辞めていた剣道を13年前に再び始め、はじめて試合会場でお会いした時も、とても喜んで頂いて温かな言葉をかけて頂きました。「人の縁」と「続けること」の大切さを感じました。

指導者として、子供たちに教えるのではなく、自然に「人にとって大切なもの」を感じ取ってもらうことが重要だと思います。それを嘉一先生は教えてくださり、私は次の世代に伝える使命を感じています。

お通夜の席で安らかな顔を見ながらそんなことを考えました。ご冥福をお祈りいたします。

Posted by earlybird:2009-12-31 07:35 | トラックバック (0)

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