木になる話

第66回 耐震改修と移住者対策補助金

第66回 耐震改修と移住者対策補助金

みなさんこんにちは!
アーリーバードの井上賢二です。
愛媛県においては旧耐震基準(昭和56年5月以前着工)の木造住宅に対して耐震診断、耐震改修の補助金制度があります。この制度は最大114万円の補助金額で、耐震診断から改修計画を作成、設計して見積もり、改修工事と進みます。耐震診断や設計には補助金の要件となる評価が必要で、施工時にもかなり細かく報告書作成のための写真撮影等がいるのでかなりの時間が掛かります。金額も大きいのですが、その分計画的に準備しなければできない事業です。おそらく来年度もあるものと私は予測しています。

松山市においては平成28年度にはリフォーム補助金がありました。通常のリフォームに対して最大30万円の補助が出るのですが、加算として、

  1. (1) 移住者:平成28年4月1日以後に市外から転入した人で、実績報告後3年間定住する人(30万円)
  2. (2) リノベーション:平成28年4月1日以後に中古住宅を購入し、自分の生活に合わせて住まいの機能を高めるために補助対象工事を行う人(10万円)
  3. (3) 三世代同居・近居,多子世帯:申請する住宅のリフォームを行うことで、新たに三世代同居・近居になる人又は多子世帯に該当する人(30万円)

の3項目がありました。これに関しては29年度どのような内容になるかはわかりませんが、リフォームに行政が引き続き力をいれていることは間違いないようです。
これらの補助金は年度初めに発表されますが、せっかくの補助金ですから、中古住宅の購入や既存住宅の改修を考えられている方は今から準備することをお勧めします。松山市のリフォーム補助金に関しては、毎年少しずつ改訂されていますから、その内容にあてはまるか検討が必要ですし、28年度は応募者が多く早々に終了してしまいました。

先の松山市のリフォーム補助金は市外からの移住者対象でしたが、別途県外から松山市に移住した方へのリフォーム補助金がありました。中学生以下の子供がいる場合には最大400万円、50歳未満の働き手がいる場合には最大200万円というビックな補助金でした。これも募集期間が6月から半年と短かったので、対象者も少なく、あまり知られていなかったのですが、来年度県外から松山市に移住を検討されている方は、同様な発表があるか?計画的に準備をしておくといいかもしれません。

安心のできる住環境は大切ですし、できる限り既存の家を長く使うためにリフォームや改修をすすめるこれらの行政の施策をうまく利用することは大事です。弊社でも、それぞれお手伝いをしていますので今から準備してゆきましょう。
みなさんのご意見お待ちしています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

第115回 Withコロナ時代の住宅に何が求められるか?(5回シリーズその1)
第115回 Withコロナ時代の住宅に何が求められるか?(5回シリーズその1)
第92回 お風呂のリフォーム
第92回 お風呂のリフォーム
第86回 花粉症対策だけじゃない春の新商品の話
第86回 花粉症対策だけじゃない春の新商品の話
第73回 節水型トイレの問題
第73回 節水型トイレの問題
第71回 住宅に完璧はあるか?
第71回 住宅に完璧はあるか?
第65回 FRP防水のお話
第65回 FRP防水のお話
第64回 外壁材のお話
第64回 外壁材のお話
第62回 ドアやサッシの開閉が気になったら
第62回 ドアやサッシの開閉が気になったら
第57回 年代による耐震基準の違い
第57回 年代による耐震基準の違い
第56回 木造住宅の耐震診断・耐震改修事業(松山市)
第56回 木造住宅の耐震診断・耐震改修事業(松山市)
第55回 松山市わが家のリフォーム応援事業が始まりました
第55回 松山市わが家のリフォーム応援事業が始まりました
第53回 熊本地震から考える制震と基礎工事の重要性
第53回 熊本地震から考える制震と基礎工事の重要性
お問い合わせ・資料請求 面談打ち合わせのご予約
お電話でのお問い合わせ089-924-1000