木になる話

第72回 人口減少時代の建設業

第72回 人口減少時代の建設業

みなさんこんにちは!アーリーバードの井上賢二です。
松山においても建設工事の職人不足がじわじわ見えてきています。これからの日本は人口減少時代に入り、元気に働ける日本人の人口が右肩下がりに減ってゆきます。人口減少に輪を掛けて、建設業ではいろんな工種に対しての職人育成ができていません。これは、90年代以降ゼネコンが根拠なく下請け職人の賃金を叩いたり、ローコスト住宅メーカー中心に進んだ効率化という賃金カットをしたりしたツケが回ってきているのです。

そこで技能実習という名の「労働に文句を言わず、人件費も安い外国人労働者を雇えばいい」という馬鹿な方法も取られています。目先のコストばかり追い求めた結果が現在であるのに、何も変わっていない。ますます、日本の建設業は衰退することでしょう。

しかし、それを逆手に取る会社が出てくるはずです。しっかり職人を育成し、能力が高ければ儲かる仕組みを作って少ない仕事に高いレベルで対応する。その上で、いろんな工種の職人がお互いの仕事を理解しあい、「私の仕事はこの人に役に立っている」という想いと「共につくる喜び」を共有する世界ができれば、毎日楽しく仕事ができる。

私は、元々下請け業者出身なのでその立場の人の気持ちは分かるつもりです。私が職人さんの育成などはできませんが、老若関係なくどの職人さんも大切に任せっぱなしにせずに話し合いながら、仕事をするようにしています。責任を押しつけたり、コストや時間で叩いたりするようなことは絶対にしません。そのような現場監督や経営者をたくさん見てきましたし、それがプラスにならないことも体験してきたからです。

私が沢山の受注をとらずにじっくり仕事をする一つの理由がそこにあるのです。みなさんのご意見お待ちしています。

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