木になる話

第99回 片づけのできる家・できない家

第99回 片づけのできる家・できない家

みなさんこんにちは!アーリーバードの井上賢二です。
家を作っていると必ず直面するのがお客様の収納問題。収納がたくさんあれば解決できるわけではなく、新しい家に住み始めることをきっかけに「片付け」が上手にできれば、生活も充実し、気持ちの良い日々がおくれます。どこに何を置きたいか?収納方法はどのようにするか?など聞きながらプランをしてゆき、その上で不用品の処分もお願いするのですが、なかなか進まず新しい家に段ボールが積みっぱなしというお客様も時にはいらっしゃいます。

誰もが知っている「断捨離」という言葉の生みの親の山下英子さんや「人生がときめく片づけの魔法」がベストセラーになりNETFLIXにまで配信された近藤麻理恵さんらが脚光を浴び有名になったのも、物が溢れる大量生産・大量消費の現代では片づけることは難しいことなのでしょう。片づけの苦手な人たちが必ず言う言葉は「もったいない」「いつか役に立つ」「愛着がある」「思い出だ」「これは(購入価格が)高かった」などなど。気持ちはわかるのですが「それらの残しておいたモノが有効活用できているか?」というと、そうではないことが多いと思います。

人には、生活に支障がなくても勿体無いから「物を失いたくない」と思う気持ちと、買った当時の価格が高低に関わらず「私の持っているものは評価の高いもの」と思う2つの気持ちがあるようです。戦後を味わった人たちやその教育を強く受けた人は前者の気持ちが強く、見栄や面子にこだわりがある人は後者の気持ちがあるのかもしれません。

私は片づけが好きな方なのですが、「隠れる場所こそ片づける」ことをこころがけています。つまり隠れる場所(扉の中や引き出しなどパッと見えにくい場所)にはたくさんものを入れ過ぎず、不要物を置かないようにしています。そして1年間(仕事では2年間)使わなかったモノは捨てると決めています。もし数年して必要なものがあっても今は安く新品が買えます。物が捨てられないことは善悪ではありませんが、実際、物を捨てることで「必要な物、不要な物」の区別もつくようになるため、余計な物を買わなくなり、お金が貯まるという話もあります。私にお金が貯まったわけではありませんが、なによりきれいな部屋で生活できることは精神衛生上とてもよいことと実感しています。

最近はミニマリストという最小限のものしか持たない人もいます。タイニーハウスと言われる狭小住宅でモノにとらわれずに生きる。いろんな価値観がありますが、単に家という箱の問題ではなく心の持ちようが大きいようです。みなさんはいかがでしょうか?みなさんのご意見お待ちしています。

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